2024.11.19
こんにちは、店長の安達です。
2000年にお墓を富田林霊園で建立させていただいたお客様。
立派な石碑とその傍らに石のバイクを原寸大で施工させてもらいました。
月日が経ち、お墓じまいをされることになり、今は、大阪石材南大阪店に設置させてもらっています。
今でも、X(旧Twitter)やTik tokなどのSNSで取り上げていただき、その度にバイク好きの方にご見学いただいています。
メーターも彫刻で表現。
ナンバープレートや当時貼っておられたステッカーも彫刻で表現。
「よくここまで再現したね!」と言われます。しかし、そんなことよりもすごいのが、当時のバイク仲間の皆様です。そもそも、原寸大で作成することになったのは、ご友人の皆様が、実際にバイクを復元されたのがきっかけです。仲間の皆様の熱意と想いが、実際に乗られていたバイクを復元することになり、それを元に、石でも、、、となったわけです。
だからこそ、そんな想いが根底にあるからこと、今でもご見学の方が来られるのですね。
お墓づくりってどんな印象がありますか?
石材店によって変わってくる部分はあるのですが、お墓を建てたい墓地を選んで、敷地に合う墓石を作っていく・・・というのが定石なのかなと思います。
今では一風変わったおしゃれなお墓も浸透しつつあるので、お墓づくりをより自由に楽しめるようになりました。
しかし、新しくお墓を建てるよりお墓をなくすことが圧倒的に増えている現在、お墓に対する考え方も変わりつつあることはご存じですか?
そんな風潮の中、大阪石材がお墓に対してどのような想い・姿勢を持っているかをご紹介していきます。
大阪石材のお墓に対する考え方は、石材店の中でも少し違います。
ただ建てればいい、おしゃれで見栄えがよければいい、周囲より立派であればいい、安ければいい
もちろん、お客様の意図を汲んだ上でそうされたいのであれば全力で形にできるよう尽力させていただくのですが、お墓づくりの真髄はもっと深い場所にあります。
なので、大阪石材がお墓づくりを担当させていただくとなると、明らかにしたい事が何点かあるのですが大きく分けて
1、お墓を建てたいと思った理由
2、お墓を通して「形」にしたいものは何か
の2つに分類されます。
これは、新しくお墓を建てる時に限らず、お墓じまいを担当するときにもお客様に伺う点です。
昔はお墓の建立というのが一般的なものだったとはいえど、そこには先祖代々の故人の方の想いやこれからお墓を見る人の想いが宿っていますよね。
永代供養やお寺への納骨という比較的安価で検討しやすい選択肢があるのにも関わらず、あえて手間のかかるお墓を建立した・考えているという状況には理由があります。
「お墓・ご供養」というものに携わらせていただく以上、その大事な部分を紐解いて理解することが最低限の礼儀であり、大阪石材として崩してはいけない姿勢となっています。
大阪石材がメディア取材やSNSなどで取り上げられるようになったきっかけともいえるのが「石のバイク」なのですが、記事の通り元々はお墓で、故人の方が乗っていたバイクを墓石という形で復元したものになります。
こちらは大阪石材の姿勢の表れでもあり、なにを「形」にしたいかという所はお墓づくりをする上で重要なポイントです。
故人の方の人柄を表したいのか、好きだったものを表現したいのか
お墓は決して安価なものではないので、建立者の方に限らずご親族様も含めて「良いお墓」と感じていただけるものを目指しています。
ここからは、大阪石材が過去に担当した事例をご紹介します。
お客様の想いを形にし、全優石(全国優良石材店の会)主催のコンテストで入賞したお墓もあるので楽しんでご覧いただければと思います。
たくさんの人に愛された奥様の為に「世界一かわいいお墓」を作ってあげたいという想いからのお墓です。
ハート・桜が大好きだったと伺ったため、お墓自体をハートで象り、桜を「ファントーニ」で彫刻しました。
また、大ヒットミュージカル映画『The Greatest Showman』の主題歌が好きで歌っていたということから、台の部分に「The Greatest mother(偉大なる母)」と刻字いたしました。
墓地は決まっていたものの、どういう墓石にするかの決め手に欠けていたご夫婦のお墓です。
実際に、大阪石材の展示場に足を運んでいただき現物を見ていただくと、一般的な形のものではなく、天然の石の表面を活かしたデザインに惹かれていました。
その墓石は岡山で採れる銘石「万成石」で作られていて、ご夫婦にご紹介した石見本の中でも「これはないな」と仰られたものでした。
最終的に「万成石」を全面的に使用することを決断され、ご夫婦が好きな言葉である「笑顔」「絆」を繋げて「笑顔でつなぐ絆」という文字を正面に彫刻しています。
また、数年前に亡くなった愛犬の足跡と、ご主人が生まれ育った北海道を連想させる雪の結晶で彩っています。
外車が好きだったご主人の為に、思い出の愛車をお墓にしたいという奥様の想いから作ったお墓です。
最初はここまで考えられていなかったのですが、お話を伺うにつれて思い出をお墓にすることをご提案させていただくと、大変喜んでいただき話が進みました。
お墓の事を話す度に、ご家族との思い出やほっこりした日々が思い起こされると仰っていました。
「自分たちらしいお墓を作りたい」というご夫婦の想いから作ったお墓です。
一般的なお墓や流行りのお墓ではなく、あくまで自分たちらしいお墓をと考えられている所に、たまたま大阪石材オリジナルブランド墓石「re産」を見つけられお問い合わせをいただきました。
こちらはお客様が原石から選んで作るお墓だと伝えると、ぜひそうしたいとのことでした。
そこから2年以上の月日をかけ何度も石を選び、打ち合わせを重ねてできたのがこちらのお墓です。
未来永劫廃れないお墓ができたと非常に喜んでいただけました。
奥様の生きがいでもあり、ご夫婦共通の趣味としていた「ゴルフ」をお墓にしました。
入院中に奥様が「最後にもう一度ゴルフコースを周りたい」と仰っていたことを忘れられず、なんとか形にしたいという想いを叶えさせていただきました。
桜並木が綺麗な八尾市の玉串川をモチーフにしたいという想いから作ったお墓です。
当初は樹木葬や納骨堂などもご検討されていたのですが、お客様が持っている実現させたいお墓のイメージがはっきりしていて、一度図面を作成してご提案すると感動していただきお話しが進みました。
大阪石材のオリジナルデザイン墓石「プリニウス」を使用し、手前の軸石と後方の屏風型の石を利用して、桜並木の奥行きを再現できないかと試行錯誤を重ね、作り上げたのがお写真のお墓です。
彫刻の濃淡に感動されていて、こんな時代だけどお墓を建てて良かったと仰られました。
転勤族だったご夫婦のご家庭の要になっていた『石灯篭』をお墓にリニューアルした事例になります。
奥様が1年間の間に大病を患い、お元気になられたタイミングでご夫婦で終活を始めていこうと決断され、お墓をご検討されました。
ご主人の実家にこちらの『石灯篭』があり、家族みんなの元気の礎だったそうです。
いざ、奥様が石灯篭を墓石にしたいと提案すると、全員一致の大賛成でお話が進みました。
終活というネガティブに感じられるようなイベントが、家族みんなで楽しめるものにできたと非常にご満足いただけました。
大阪石材のお墓に対する想い・姿勢、形にできた事例をご紹介させていただきました。
新しく建てることが少なくなっている現状、お墓の価値や存在理由をどう残していくか、どう広げていくかに常に挑戦しています。
より詳しい内容については、ぜひ大阪石材南大阪店までお問い合わせください。
TEL:0721-35-1114
営業時間:9:00~16:00(年中無休)
住所:大阪府富田林市佐備1808
ご利用方法:LINEアプリがインストールされているスマートフォンなどから、以下の【友だち追加】ボタンをタップするか、QRコードを読み取ってください。
「お墓を建てる」ということは、単に石を積み重ねるわけではありません。心の拠り所を一緒に作っていきたいと考えています。
石材への熱い想いへ大阪石材は大阪では珍しい設計から施工まで一貫自社施工の石材店です。
南大阪店が選ばれる理由へ墓地・墓石、石にまつわる様々なお困りごとのご相談は、
お墓のプロフェッショナルにおまかせください。
TEL:0721-35-1114
営業時間:9:00~16:00 | 年中無休(年末年始除く)
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